「小さな春色」〜駅までのプチ散歩

おはようございます。

僕の家から駅までの道のり
写真を撮りながら
言葉にしてみました。

           「小さな春色」

         〜駅までのプチ散歩〜
                                      夢 明日香
  
強い春の風の音
小さな春を見つけました

暖かな冬は
季節を狂わせて
春を連れてきた

僕は
春を探しに歩いてみた

桜の蕾は
水色の空に包まれ
気持ち良さそうに

天に向かって
小さな蕾を膨らましている
少し歩くと
せせらぎの声が
優しく耳の中に届いてきた

川辺の土手で遊ぶ
子供たち

春風の中を飛び回る
まるで「風の子」だね

「転ぶなよ」と声かける
この距離では届くはずもないか
何時もの通り道
瞳を春色に染めていく

歩道の側を走る側溝に
桜の花が咲いている

覗き込むと数匹の蜂が
蜜を求めて花から花へと

歌の世界の様な景色に
春を感じます

何処らか踏切の音
電車がゆっくりと近づいてきた

シャッターチャンス
スマホ片手にパシリ

小さな春は
気付かぬ間に

冬色から春色に
街の景色を変えていました。

本日もよろしくお願いします。

良い一日をお過ごしください。

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