おはようございます。
台風が通り過ぎ
秋の空気に入れ変わった町
心地よい北よりの風が
吹いてくる
風に舞う落ち葉が
歩道を賑やかす
お昼前
保育園の広場から
大きな声で
「パプリカ」を歌う
園児の歌声が
澄み渡る秋空に
響きだす
心温まる時間に
「ありがとう」
本日もよろしくお願いします。
素敵な一日をお過ごしください。
一枚の写真から、
一行の言葉から
ほんの少しの癒しを届けたい。💙
詩集 「詩集」
第三章 「秋の調べ」より
「秋の風」
著: 夢 明日香
気づけば
秋の風が
吹いている
少しずつ濃くなる
青空に
長い筋雲が
天高く走りだす
吹き出す
秋風は
夏の匂いを残し
町を吹き抜ける
月明かりの下では
囁き合う虫たちの
大合唱
隣の軒先から
聞こえる
夏の香り残す
風鈴の音(ね)が
冷え込みだした
夜の隙間に
鳴り響く
秋風は
終わりゆく
夏の日の寂しさを
忘れさせてくれます。
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