「木枯らしの声(うた)」
MV版 オリジナル
by Isao Yamaguchi
おはようございます。
木枯らしの声(うた)が
聞こえずに
冬がやって来た
暖冬の陽気に
油断していた僕に
冷たい北風が
これでもかと頬を刺す
落ち葉が
波のようにダンスする
帰り道
川辺の桜の木には
小さな蕾達が
顔を覗かせいた
「もう、春の準備を
始めているのかな。?」
「ほら
雪も落ちだしたよ。‼︎」
夕日が
沈む前に家に帰ろう
数日前の
季節を勘違いしていた
虫達は
「今、どうしてるかなあ。?」
寒い寒い冬が
始まりますね。☃️
本日もよろしくお願いします。
素敵な一日をお過ごしください。
「木枯らしの声(うた)」
2018-11-20
作詞・作曲 Isao Yamaguchi
1. 低く垂れ落ちた 冬枯た空が
木枯らし 連れて やって 来た
流行りのスニーカー 履いて
ネックウォーマー巻いて
黄昏の 町を一人 ぶらり
道ゆく人は 赤らみた顔で
白い吐息 吐き
小走りに 去ってゆく
家路に急ぐ足音だけが
騒めく駅に 消えてゆく
冬の風が吹いて 来たよ
冬の匂いがして 来たよ
枯葉舞う 桜の木の下で
「今年も、終わりか」と
呟いた
木枯らしの声(うた)が
聞こえて 来たよ
僕の町にも
聞こえて 来たよ
町の明かりに誘われ歩く
電車の窓明りに 僕が映り出す
2. 落ち葉 踏む 枯葉の声が
冬の匂いを 連れて やって 来た
霧さす街路樹を 灯火 頼りに歩く
北風 迷い込む 帰り道
綿雪舞い散る 空を見上げて
瞼に落ちて 伝わる冷たさ
回路が止まった 頭の中に
冬の稲妻 走り出す
冬の嵐が 吹き荒れる
僕の心の中で 吹き荒れる
心に詰まった 悲しさを
銀河の彼方へと 流します
木枯らしの声(うた)が
聞こえて 来たよ
君の町にも 聞こえてますか?
木枯らし吹く 街角に
走馬灯に 揺れる 影が踊り出す
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