41.エッセイ集 『孔子の涙』より 「五月雨の風が吹いて来る前に」

41. エッセイ集 『仔牛の涙』より 
      「五月雨の風が吹いて来る前に」

著:夢 明日香

もうすぐ梅雨かと
昼下がりのベンチへ
楠木の木陰に
少し強めの晩春の風が吹く
天を隠す仰ぐ葉っぱが
騒いでいる

最近
伸ばし始めた顎髭に
心地良い風が通り過ぎる
あ〜僕は生きているんだなぁ

足元の蟻さん🐜を気にしながら
少し目を閉じて
この時間を楽しもう

晴れ雨を繰り返し
夏の扉は開きかけた
夏の風物詩
浴衣祭り
花火
暑い砂浜
散りばめる夏の言葉に
来る夏の日に気持ちが高鳴る

蛙の鳴き声
雨模様の中によく似合う
来たれ夏の日よ!

梅雨は何時始まるんだろう?
農園の片隅に紫陽花が咲いていた
季節の花は季節の物語を
語りだしている

スマホ片手に君の可憐な姿を
パシリ

堆肥を足して
草刈りして
土の匂い、草の匂いに
心癒される
バジルの葉っぱは
煮込みハンバーグに添えると
お洒落な料理なりそうだ

トマトは🍅まだまだ先みたい
猿が先か🐒
僕が先か

田んぼの石垣から溢れる水音
自然な演出が心に染みる
梅雨間近の透き通る青い空
良い季節だなぁ。

明日から雨
季節は次のステップへ
朝、鶯の声を聞きながら
水やりする贅沢な時

お家の玄関は
コロナ自粛で作った庭
紅葉やさつき
ポトス、ブルーベリー
ミニトマト、トマト、ズッキーニ 
今年始めた
朝顔、菖蒲

玄関周りは何時も
綺麗にしています。
出入りの時
テンションが上がります。

今週もよろしくお願いします。

良い一日をお過ごしください。


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