エッセイ集 『仔牛の涙』より
「夏風が呼ぶ、夏の日の想い出」
著:夢 明日香
こんにちは。
幼い日
七夕の頃は、暑かった夏…
今年は
まだまだ、雨の日が続きそう
線状降水帯と言う
新しい気象用語にスマホをググてみる
線状に伸びる
長さ50km〜300km程度
幅 20km〜50km程度
の強い降水を伴う雨域
先週からの雨は
梅雨前線に南から大量の湿った空気が
ぶっかり
大陸から日本列島にかけて幾つもの雨雲が
発達して記録的な降水量が
大災害を引き起こした
梅雨の夜空を眺めると
幼い時に刻んだ想い出が
暖かな南風の香りに誘われて
タイムスリップ
少年時代の僕を見つけました。
「雨上がりの町は
焦げたアスファルトの
匂いがする
オーバーヒーの気味の僕は
悲鳴挙げて涼しさ探す
ほどけかけた靴ひもを
締め直し
開きかけた夏の扉が
閉じないように
ゆっくり押し開ける
幼い頃、夜空見上げ
何処を見つめていたんだろう?
すべての願いが
叶うんだと思ってた
大人への階段踏み外し
夜空を見上げることもなく
定まらない「道しるべ」は
壊れかけた羅針盤」
あなたの少年時代は
何を思い夜空を見上げていましたか。?
あなたが過ごした夏の海
今も、心の中に一頁の想い出として
刻まれいますか。?
あなたが走り回っていた夏の空は
時を越えて頭の上を
今日も、漂っています
夏の始まりまであと少しですね。
2021-7-7
本日もよろしくお願いします。
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