おはようございます。
ハロウィン仮装で心が躍る10月31日
早いもので拗ねて
11月が始まります
霜が降りだす冬を感じ始める季節に
なりました
11月の始まりは
暖かい一日でしたが、天気は気まぐれ
明日の風の色は分かりませんね
今月も皆さまにとって素敵な季節に
なりますように。
本日よろしくお願いします。
良い一日をお過ごしください。
エッセイ集
「仔牛の涙」より
「木々の囁き」
著:夢 明日香
テレビから流れる
ある女性造園士の話に
心が騒いだ
彼女が語る言葉の重みが
強い引力を放ち僕を引き寄せる
自然を愛する姿勢
凡人には気づかない視点で
木々を見つめている
彼女の生き方は素敵過ぎ
大自然の中に
何千年と時代を超えて
生き続ける「大木」
自然と生き
人と生き
現代まで命を繋いでいる
「辛い時、行き詰まった時、
そっと、話しかけてくだい」
「きっと
あなたの人生にメッセージを
話しかけてくれますよ」
「自然は眺めるだけではなく
愛し守り共存してゆくもの」
「あなたの傍で何時も
静かに語りかけてますよ」
「木々の囁きを
感じとってください」
僕の心の中に
暖かな旋律が駆け抜けた
近くの公園のベンチに
少しずつ落ちる落ち葉を眺め
彼女の言葉が頭に浮かんできた
遠くの山は色づき始め単色色の世界から赤、緑、黄色とコントラストの山へと変わり視界を賑わす秋の景色
ハロウィンの賑わいは
暗い話題ばかりの町を
色づけてくれた
外国のお祭りと思っていたけれど
意外といいもんだなぁ
11月の風はあっという間に過ぎ
12月の空になってしまう
急がないと今年も終わってしまう
何から手をつけようか
寒い寒い北風が吹かないと
体は動かない
電車に乗って町に行けば
少しは今年の終わりを感じるかなぁ
公園の木々は
今日も僕を見つめて時を進めていました。
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